5.議事

(午前10時00分 開議)

 

○4番(ダニエル益資君)

ダニエル益資でございます。

一般質問に先立ちまして、私から私事でございますが4月10日にですね、娘が生まれました。

石山市長並びに市役所の皆さまのご尽力とご支援のおかげで、楽しく子育てができております。

この場をお借りしまして、皆さまにお礼を申し述べさせていただきます。

ありがとうございます。

それでは、1項目目の質問に移らさせていただきます。

質問通告どおりに読み上げさせていただきます。

石山市長就任からちょうど1年になりますが、市長就任後福井新聞からインタビューを受けられた際に、新しい風を吹き込むとお答えになっておられました。

この1年で、市政にどのような新しい風が吹いているのか、市長のご説明を伺いたいと思っております。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさんの1項目目の質問に対する理事者の答弁を求めます。

市長、石山さん。

○市長(石山志保君)

ダニエル議員のご質問に、お答えします。

私は、昨年7月7日に大野市長に就任いたしました。

選挙戦を通して、多くの市民の皆様とお会いし、新しい風を吹かせてほしいという声をたくさんいただきました。

新しい風とは市民の皆様が望むもの、私に期待されるものだと思っています。

私なりにその思いを考えてみますと、女性の目線や若さ、外部からの視点で、行政の継続性を保ちつつ、社会情勢の変化や時代の要請に柔軟に対応できる、しなやかさの中に強さを併せ持つリーダーシップではないかと思いました。

北陸三県で初めての女性首長という期待感もあるかとは思いますが、私自身は女性だから、男性だからというよりも、むしろ私らしく政策を前に進めていきたいと思っています。

具体的には、公約として掲げた、みんなが大野を好きになる、未来へつなぐまちづくりの5つの方法をしっかりと行ってまいります。

それでは、これまでの取り組み、またこれからの取り組みを5つの方法に沿って申し上げます。

まず、チャンスを生かすにつきましては、中部縦貫自動車道の県内全線開通や北陸新幹線の敦賀開業など、高速交通網の整備を最大のチャンスと捉え、その整備効果を市民の皆様と共有するため、本市が取り組むべき産業支援、観光振興、雇用促進など幅広い事柄をまとめた大野市高速交通アクションプログラムを取りまとめたところです。

このプログラムを活用し、高速交通網の整備に備えた取り組みを市民とともに進めることで、地域の稼ぐ力を付け、いつまでも住み続けることができる大野市を実現したいと考えています。

また、まるごと道の駅構想の核となる重点道の駅「(仮称)結の故郷」につきましては、関係者との協議を重ね供用開始後の運営管理なども考慮しながら実施設計を取りまとめました。

重点道の駅が市民の皆様の身近に感じられるよう、名称を公募しますとともに、まるごと道の駅構想の核となる施設としてだけでなく、本市の経済、産業の活性化、観光振興などを担う施設となるよう、今後も施設の全体的な運営体制などの検討を続けていきます。

さらに、道の駅産直の会への支援、園芸作物の栽培技術の向上への支援など、道の駅などへの地場産品の安定供給を図るための取り組みを進めます。

次に、イキイキと暮らすにつきましては、子どもたちのより良い教育環境を整えるために小中学校の再編は必要であると考え、地域住民の意見をお聞きすることから取り組んでいただき、現計画を見直すよう昨年8月の総合教育会議において教育委員会に伝えました。

これを受けて教育委員会において、他の自治体の先進事例の研究を行い、本年度の本格的な取り組みを検討し、教育シンポジウムや意見交換会を実施しています。

また、健康のまちづくりを展開するため、これまでの施策を総点検し本年度当初予算に反映しました。

ライフステージに応じた切れ目のない健康づくりを支援する取り組みとして、幼児健診の充実、成人期の栄養改善事業、高齢期の心身機能が低下するフレイル状態を予防する事業などを実施することとしています。

さらに、大野市に住む人、赤ちゃんからお年寄りまでが健康でイキイキと暮らすためには、市民の健康づくりに対する機運を一層高める取り組みが必要だと考えました。

楽しみながら健康づくりを行う仕組みとしての健康づくりポイント事業や、ラジオ体操の正しい方法を学ぶための講習会を開催することとしています。

健康づくりポイント事業は、健康診査やがん検診の受診、健康づくりに関する講演会やスポーツ教室などの対象事業に参加しポイントを貯めていただいた方に、抽選で健康グッズや美容グッズなどをプレゼントするもので、楽しみながら健康的な生活習慣を身に付けていただけるものと考えています。

また、ラジオ体操は誰もが知っている、手軽に始めることのできる健康づくりとして、さらに、夏休みのラジオ体操に大人も参加することで、体操を通じた地域のつながりづくりができるものと期待をしています。

次に、底力をつけるにつきましては、近年、大規模な地震や集中豪雨など突発的な自然災害が多発していることから、市民の暮らしの安全と生命、財産を守るための防災力の強化が必要であると考えています。

昨年は集中豪雨や台風などに際し、速やかに庁内体制を整え、空振りを恐れず、避難準備・高齢者等避難開始情報などを発令しました。

また、越前おおの空き家対策シンポジウムを開催し、国土交通省の空き家対策の担当者から全国の先進事例をご紹介いただいたほか、福井大学の野嶋教授をコーディネーターとして、市内を拠点に空き家対策に取り組まれている方々とパネル討論を行いました。

増え続ける空き家の対策を地域で取り組むこと、福祉や観光、まちづくりの視点で総合的に検討することなど、参加された方々と一緒に考える良い機会となりました。

防災対策、空き家対策については、継続して取り組むべきこととして位置付けていますが、今般、避難情報の発令に警戒レベルの考え方が加わったことや、本年度予定している総合防災マップの見直しなど、市民の暮らしの安全と生命、財産を守るため新たな情報を随時お知らせしていきます。

さらに、名水のまちに住むものとして、美しい水環境を後世に残すこと、併せて受け継いできた歴史、伝統、文化を後世に残すことも、今を生きる私たちにとっての大切な使命として取り組んでいきます。

次に、つながりを大切にするにつきましては、国連が掲げる持続可能な開発目標、いわゆるSDGsを推進するため、庁内で研究を重ね、大野青年会議所や大野商工会議所青年部、市の若手職員が参加する、大野のワカモノまちづくり座談会を開催しました。

次期総合計画にもSDGsの考え方を取り入れていくこととしており、市民とともにまちづくりを進めるため、今月2日に大野市総合計画審議会を開催し、策定に向けた準備に着手したところです。

また、各分野における全国的な表彰制度において受賞された方や団体を広報おおのに掲載し、市民の取り組みが全国的にも認められていることをお知らせするようにしました。

今後も各分野において特徴的、継続的に活動している方や団体の功績をたたえることや、全国的な表彰制度に応募することで、本市の魅力と誇りを形にしていきます。

次に、行財政改革につきましては、事業の総点検と見直しを行うとともに、公共施設の再編について着実に取り組むことを再度確認したほか、団体などが行う事業に対する補助金についても点検し、所期の目的を達成したものや効果が薄いもの、補助内容が類似するものなどについて、終了や制度の改善、統合などを行いました。

本年度も引き続き市が交付する補助金、交付金などの見直しを行うとともに、長年全体的な改定を行ってこなかった使用料・手数料などについても検討しています。

このほか、市税や公共料金などの納付については、納付者の利便性の向上と納付期限内の収納率の向上を図るため、コンビニ収納を来年4月からの開始を目指して準備を進めています。

また、一緒に本市の未来について考え、市民の手によるまちづくりに取り組んでいくことが重要であることから、ホームページに市が開催する会議や報道機関に提供した情報を掲載するなど、行政情報を市民にお知らせする取り組みも進めています。

職員に対しましては、中部縦貫自動車道の県内全線開通と北陸新幹線の敦賀開業といった高速交通ネットワークの構築や、いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる超高齢化社会への対応が目前に迫っている中、行政の基本に立ち、本市の財政状況を改めて認識した上で、すべての事務事業について見直しを行い、変化する時代に合わせた事業の選択と構築を徹底し、事業の重点化を図ることを指示しています。

行政には、継続性が求められる部分も多数ありますが、限られた経営資源を効率的、効果的に使うことで、人と自然が共に生きていける持続可能な地域づくりを進め、市民の皆様が大好きな大野を、もっとたくさんの人に好きになってもらえるよう、各種施策を着実に推進していきます。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

市長、ご答弁ありがとうございました。

再質問に入らさせていただきますが、実はこれ私、インターネットからプリントアウトしてきた、2018年6月19日付けの福井新聞の記事でございます。

これはインターネット版ですので、市長の写真すごく小さいんですけれど、紙面ではですね、かなり大きく写真が出ておりましたし、新しい風という文字がですね、非常に大きく書かれたと思うんですね。

私当時、一般市民でした。

その時に私が感じたのは、何か新しいことが起こるのかな。

という感触を受けました。

恐らくですね、これは私の推測ですけれど、他の一般の市民の方々も同じような印象を受けられたのではないかなと思っております。

そこでですね、市長の業務が非常に多彩で広範囲にわたるのでいろいろしないといけないことはあるのは重々承知しておりますが、市長がですね、この中でまずいの一番にやりたいということを教えていただきますでしょうか。

○議長(梅林厚子君)

市長、石山さん。

○市長(石山志保君)

再質問にお答えしたいと思います。

先ほど申し上げた五つの公約、議員もおっしゃられたように多範囲に渡るわけなんですけれども、優先順位としては、最初から申し上げたチャンスを生かすから始まりますという形で考えております。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

チャンスを生かすとおっしゃいますと、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。

答えられる範囲で構いませんので。

○議長(梅林厚子君)

市長、石山さん。

○市長(石山志保君)

チャンスを生かすの内容としましては、中部縦貫自動車道が延伸開通するなどの絶好の機会を逃さず、ブランドの情報発信、観光の振興、地元産業の振興、物流の強化に努めます。

といった内容に係るものになります。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

そうされますと、岡田前市政から継続されている事業がやはり、いの一番というか、最重要課題かなと感じられるんですけれども、新しい風というふうに報道でなされたので、岡田前市政からかなり雰囲気が変わるのかなと、私去年の6月18日、19日に推測したわけですけれども。

岡田前市政の時の風と、石山市政の風ですね、何か大きな違いとかはございますか、今日いらっしゃる方も大勢いらっしゃいますので、ちょっと分かりやすく教えていただけると、1年前の所信のことが私たちもよく分かりますので、ご答弁いただけたらと思います。

○議長(梅林厚子君)

市長、石山さん。

○市長(石山志保君)

岡田市政の継続するものも当然あると思っています。

私が公約として掲げたとき、大野市の現状を見つめ直して、私のこの4年間の中でどんな重要なことが考えられるだろうと。

そうした中で一番大事なもの、市民が50年かけて要望をしてきた中部縦貫自動車道がいよいよ県内全線開通する時期に当たっている。

これのチャンスを生かさないわけにはいかないというところにまず一つ大きな私としての思いがございます。

ですのでこれを無駄にしないために、本当に着実に進めていこう、そうした思いの中で、先ほど冒頭に申し上げました、高速交通アクションプログラムというものを策定をいたしました。

これの思いの一つには、私が皆さまと、市民と思いをなさる中で、中部縦貫自動車道のいよいよ今工事現場が見えてきたので、やっと実感していただけたのかなって思うんですけれども、1年以上前の段階の時というのは、知っている人は知っているけれども、なかなか市民ご存じない方が多かった、そういう中で、まずこういったタイミングに来ているんだよっていうことを一生懸命私自身伝えて、皆さまにも盛り上がっていただきたかったということがございます。

一つにはそうして市民と、今こういう時期を迎えているので、市の行政がするべきこともあれば、民間の方々で準備されることもあるだろうと、こうしたチャンスを皆さんとともに盛り上げていきたいっていうところにあったというのが一つあります。

もう一つのところは、生き生きと暮らすというとこで二つ目になりますけれども、先ほどから申し上げました大野市の状況を掲げたときに、これもお会いする方々ということになりますけれども、結構高齢の方がたくさん社会で活躍、支えていただいていて、もちろん私どももちろん、ダニエル議員もそうですけれども、現役世代においても、非常にそういった方々も支えていただいているというような状況もございますけれども、この先30年、また私たちが、またその高齢者になった時っていうことも考えますと、どうもこれはやっぱりいつまでも元気で、なるべく、できればお医者さんにかからないように、いつでもイキイキと暮らせるような、そんなもん本当にそんなストレートな思いとして、イキイキとクラスということを掲げさせていただいているんですけれども、そういう中で超高齢化社会にですね、超高齢化社会というのは、人口の6分の1が後期高齢者の方の割合が占めると言われておりますけれども、そうした社会が迫る中で、いかにみんながいつまでも元気で、そして楽しく生活していけるか、そうしたところを出していきたいと思っております。

それからもう一つ私の思いとしますと、先ほども申し上げましたが、市行政だけでなくて、市民、民間、事業者とみなさんと盛り上がっていきたい、そうした時にその必要性は分かるんだけれども、やっぱりお仕着せだとどうしても辛くなるという面がありますので、行政の雰囲気として楽しみを出して、楽しみながらやっていきたい、そうしたことを心がけているつもりです。

ダニエル議員のおっしゃるように右のものがあったものをスパンとやめて、左で新しいものを立てる、ということ、これ分かりやすいんですけれども、なかなかそうしたところと違うところがあって申し訳ない面もありますけれども、そういった点で気をつけていると思っております。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

石山市長の福祉や健康に対する思いですね、重々伝わりました。

ただですね、岡田前市政と石山市政との違いについては、ちょっとまだよく聞こえてこなかった、ひょっとしたらこの1年間は、本当に前岡田市政からの引き継ぎの部分がかなり多かったのかなと思います。

中部縦貫道のこともそれだと思うんですけれども。

市長の口からなかなか自分のことと、他の市長のこと、前の市長のことを対比するのはなかなか難しいのかもしれませんので、副市長ですね、副市長は長いこと副市長されているので、雰囲気がどう変わったのかということご存じだと思うんですが、もし何か市民の前で、また私たち議員の前でですね、お伝えいただけることがあれば、違いについてですね、雰囲気の違いについてですね、教えていただければと思います。

○副市長(田中雄一郎君)

ダニエル議員の再質問にお答えさせていただきます。

今、実際に前の市長とどれほど変わったのかというご質問だと思いますけれども、今ほど市長申し上げましたとおり、やはり重点施策、行政の継続性ということもあります。

本当に中部縦貫自動車道でございましたり、例えば産業団地の造成であったり、そういったことを着実にまずやっていくということは必要だと思います。

その中で、各施策っていうよりもまず変わった、私実感いたしておりますのは、前の市長も、やはり市民力、それから地域力というものをどんどん今からやっていかなきゃ行政やっていけないよという思いはございました。

そういったことでいろんな施策、地域づくり交付金改め結の故郷づくり交付金であったり、いろんな市民協働の事業であったり、そういったことをやってきていたと思っております。

そんな中で、今、現市長でございますけれども、やはり市民の皆さんと一緒に考えるんだと、先ほど楽しくというお話もありましたけれども、市民の皆さんにできるだけお話をお聞きして、そしてまた逆に、そのためには、大野市の施策であったり、事業であったりいろんなことを市民の皆さんにつまびらかにするといったようなところでですね、これまで石山市長1年たちますけれども、とにかく広報であったり、それからホームページであったり、さまざまな媒体を使ったりということでですね、いろんな情報をできるだけ速やかに市民の皆さんにお知らせすると、そういうことを非常に努めて、これまであまりやってこなかったいろんな委員会とか、庁内であったり、市全体を巻き込んだ会議なんかもございますけれども、そういったことの概要もですね、できるだけ早く市民の皆さんにお伝えすると言ったようなことでですね、やはり市民の方と近くなったという実感がございます。

それと、もう一つは職員ですけれども、本当にボトムアップと言いますか、まずは基本なくして応用なしって市長よく日頃申してますけれども、各職員もですねこの1年でやはりもう一度基本に立ち返ってですね、まず自分たちの事業、市が何をやるべきかと、そういったのことをまず自分たち同士、自分達が考えて、そして施策でもって、それを上へ上げていくといったような体制がだんだんできてきてるんじゃないかなと思っております。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

副市長ご答弁ありがとうございました。

これで1項目目終わりにしたいと思うんですが、石山市長も、そして私たち議員もですね、選挙の時に自分が何を言ったかっていうのを日々の業務のことをずっとやっているとですね、やはり忘れてしまったり、あれこれ自分これ主張したっけとかですね、そういうことを、選挙のときに自分が言ったことを忘れてしまったり、ひょっとして抜けてしまったりとかということも多々あると思います。

これは大野市の政治家以外の方々もですね、同じ問題を抱えているとは思うんですけれども。

今ここでですね、1年前に市長が主張されたことを理事者の皆さま、そして私たちが共に再確認することが非常に大切だと思いましたので、今回この質問をさせていただきました。

市長、副市長ご答弁本当にありがとうございました。

これで第1項目目の質問を終わらせていただきます。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさんは、引き続き2項目目の質問を行ってください。

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

それでは、2項目目の質問に移らさせていただきます。

これも通告どおり読み上げさせていただきます。

大野市の教育環境の改善についてでございます。

1点目は、教員の働き方改革が叫ばれている昨今、教員の長時間労働がさまざまなところで弊害を生んでいるとニュース等で報道されております。

子どもたちの教育のためにも、教員の労働環境を改善していく必要があると思いますが、市長の考えを伺いたいと思います。

2点目は、教員の部活動が長時間労働の主要な原因の一つとなっているようですが、大野市は今後どのような対策を立てていく予定でしょうか。

3点目は、現在の大野市の学校では、小学校も中学校もさまざまなイベントがあり、夏休みそのものが形骸化しているように感じられるますが、それについて市長はどのようにお考えでしょうか。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさんの2項目目の質問に対する理事者の答弁を求めます。

教育委員会事務局長、清水さん。

○教育委員会事務局(清水啓司君)

ダニエル議員のご質問にお答えします。

教員の働き方改革は、教育委員会の所管ですので、私から教育委員会の考えをお答えします。

始めに、1点目の教員の労働環境改善の必要性についてお答えします。

本市の平成30年度の調査では、過労死の危険性が高まるといわれている月80時間以上の超過勤務をしている教員は、夏休み中の8月を除いた年間の平均では、小学校教員134人中6.2人(約4.6%)、中学校教員89人中35.5人(約40%)となっています。

このような現状の中、本市においても教員の働き方改革を進めているところです。

具体的には、平成30年度に、次のような取組みを行っています。

一つ目に、業務が集中する年度始めに準備の時間を確保するために、春休みを2日間延長し、4月7日までとしました。

それに伴い、夏休みを2日間短縮し、8月29日までとしました。

このことにより、教員は休日に出勤することなく、余裕を持って新年度の準備ができるようになりました。

二つ目に、8月14日から16日までを学校閉庁日としました。

このことにより、教員は連続した休暇を取ることができるようになりました。

三つ目に、研修会などを見直して教員の出張回数を減らしたり、教育委員の学校訪問を隔年で実施したりしました。

このことにより、教員が児童生徒と接する時間が、今まで以上に確保できるようになりました。

四つ目に、校長会と連携した関係機関・団体との協議により、日曜日に開催している、わんぱく相撲大会やスーパードッジボール大会の時間を短縮しました。

さらに本年度は、校長会と協議しながら大野市学校業務改善方針を早期に策定します。

その中で、会議や部活動の適正な時間を設定したり、退庁時刻を遅くとも小学校は午後7時、中学校は午後8時としたりするなど、教員の労働環境の改善を図っていきます。

次に、2点目の教員の部活動についての今後の対策についてお答えします。

中学校教員が超過勤務する要因は、議員が指摘されたように、部活動が一番大きな理由となっています。

そこで、本市の中学校では、部活動における休養日と活動時間を設けています。

まず、原則、日曜日と月曜日を休養日としています。

大会参加などで日曜日に活動した場合には、休養日を振り替えることとしています。

活動時間については、平日は2時間程度、休日は3時間程度とし、集中して効果的な活動を行うようにしています。

また、生徒の登校時刻の適正化や過度の練習によるスポーツ障害の防止の観点と、教員の勤務時間の適正化の観点から、朝練習は原則として行わないこととしました。

さらに、教員の代わりに部活動の指導や引率ができる部活動指導員を、部活動による超過勤務者が多い開成中学校と陽明中学校に、本年度は1人増やして、2人ずつ、計4人配置しています。

本年度は、部活動の在り方に関する方針を校長会と協議しながら、早期に策定します。

その中で、生徒や教員が過度な負担とならないように参加する大会やイベントなども精査していきます。

今後も、質の高い教育を持続可能にしていくための教員の働き方改革を進めていきます。

次に、3点目の夏休みの活動についてお答えします。

本市では、中学生のふるさと意識を高め、人間関係力の向上を目的として、おおの城まつりの期間に中学生みこしダンスパフォーマンスを実施しています。

みこしダンスの練習は主に1学期の授業で行い、夏休みの期間中は、登校日や部活動と合わせて簡単な練習を行っています。

本年度は、お盆の期間を避けて8月14日を13日に変更して実施する予定です。

中学校では、9月に実施する学校祭に向けて、夏休み後半の5日程度、3年生が中心となって準備をしています。

3年生は、最終学年として学校祭を自分たちの手で成功させようと、大変意欲的に取り組んでいます。

また、小学校では、児童の体力増進と競技力の向上を目的として、9月上旬に連合体育大会を開催しています。

これまで、夏休み中に10日以上練習していた小学校もありましたが、児童に無理がかからないように、全小学校で夏休みの練習日数の上限を7日としました。

このように、夏休み中であっても、児童生徒の教育に必要な活動については、効果的な計画のもと実施すべきであると考えています。

ただし、夏休みは休業日のため、児童生徒が必ずしも全ての活動に参加する必要はありません。

今後も、学校と家庭が連携し、児童生徒が有意義な夏休みを送れるように努めていきます。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

清水局長ご答弁ありがとうございました。

再質問に移らせていただきますが、まず1点目について、大野市でも働き方改革のためにご尽力されていると思います。

これは文部科学省のホームページからプリントアウトしたものなんですけれども、大体皆さんもご存じのように、全国的にですね、小学校の教員の平均の勤務時間が12時間、失礼しました11時間半ですね。

7時半に出勤されて夜7時に退勤されるのが平均だと言われております。

中学校の先生となるとですねもっと長くなりまして、7時半に出勤されて7時20分頃、大体12時間ぐらいの勤務になっているのが全国的な現状でございます。

大野市の教員の労働時間もこれとよく似た感じでしょうか。

それとも働き方改革が功を奏して、10時間とか11時間とか短い感じでしょうか。

○議長(梅林厚子君)

教育総務課長、横田さん。

○教育総務課長(横田晃弘君)

ダニエル議員の再質問にお答えいたします。

平成30年度の1年間の大体平均でございますけれども、小学校ですと、7時、8月を除きまして、出勤時刻が7時23分、退勤時刻が18時35分ということで、11間強となっております。

中学校につきましては、出勤時刻が平均7時24分、退勤時刻が18時58分ということで、11時間半といったような状況でございます。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

ありがとうございます。

そうなりますと、全国の平均からは少し短いとはいえ、やはり長時間勤務となっていることは否めないという感じがいたします。

これですと、例えば普通労働者が働くべき時間を8時間だとして、それを超えると残業ということになりますが、1日3時間残業をしたとして、それが月20日であるとしますと、残業時間が60時間になるわけですよね。

これだとですね、やっぱり民間の企業、または一般の今の常識に照らし合わせると、それでもやっぱり長いのかなという感じはいたします。

なかなかすぐにもっと短くしてくれって言っても、なかなか現場の事情もありますので、それは難しいということは重々承知はしておりますが、やはりこれは働き方改革というのは、言葉だけではだめだと思うんですね。

やはり働き方改革を実行して、そしてそれが数値にあらわれる、残業時間が減るという、実行することがですね、理事者側そして私たち政治家側の仕事だと思っておりますので、何とかですね、学校の先生方にもより良い教育環境をもっとこう短いですね、勤務時間労働時間というのをちょっと実現していただけたらなと思っております。

2点目に、それに関連してやはり2点目に移るんですけれども、やはり学校の部活動というのもやはりメディアやいろんな書籍で取り上げられております。

確かに学校の部活動ですね、一生懸命やられる先生方並びに生徒さんもいらっしゃいます。

ただ、一般的に今おっしゃった平日2時間ですね、休日3時間ですかね。

それですと、やはり週に11時間部活動をやっているということになります。

そしてこれ部活動というのは生徒さんだけでやらせておくことにはまいりませんので、恐らく教員の方が、どなたかが付いていると。

または別の大人の方が付いているということになると思うんですが、やはり教員がもし顧問として付き添う場合、やはり週に11時というとかなり長いと思うんですね。

この学校における部活動の在り方も問われてきているんでないかなと私は思っております。

果たして全ての学校で部活動を運営しないといけないのか。

という議論にもなってきます。

ひょっとしたら学校の統廃合よりも先に部活の統廃合が必要になってくるのではないかと思っております。

部活動の統廃合、つまり大野市全体で大野市の中学生の面倒を見るというか、お世話をする、または技術を教えると、中には特別にものすごい才能を持っている子どもさんが現れましたら、もうそれはもう本当に大野市が責任を持って予算を付けて育てていくと、それぐらいの改革が必要になってきている時期なのではないかなと私感じられるわけですね。

昨日の一般質問でも、多くの議員さんが学校の統廃合について質問されていました。

このことは確かに、このこと自体は確かに大きな問題でありますが、やはり中身をその学校の中身を見てですね、まず先に部活動の統廃合が先に来るんじゃないかなと私は思っております。

私も開成中学校に5カ月ほど勤務させていただきましたが、子どもが少なくてチームがつくれない、野球とかサッカーですね、なかなかチームがつくれないとか、人数がぎりぎりだとか、そういう状況になっていると私は伺っております。

文化部の数も大変少ないです。

部活の統廃合することによってさまざまな運動部やさまざまな文化部を生徒さんに提供して、そして自分の気に入ったクラブに入っていただける、そういう方向にしていった方が、私はこの時代の流れ、少子化の流れに合っているんじゃないかなと思うんですが、教育委員会はこの点についてどう考えになりますか。

○議長(梅林厚子君)

教育長、久保さん。

○教育長(久保俊岳君)

ダニエル議員のご質問にお答えします。

基本的には今の流れは、教育委員会としても必要な流れではないかと思っております。

ただ、今までも、前回も申し上げましたが、日本型の教育ですね、教科だけでなくて、生活についても広範囲に子どもたちの教育を引き受けるというのが、これまでの学校教育であったと思います。

部活動におきましてもその一翼を担ってきたとても大切な部分であったと思います。

ただ、今働き方改革というよりも、大人全員が子どもの教育に関わっていただくという観点からも、学校だけで担う時代は過ぎているのではないかと。

古きよき時代は、本当に地域社会で子どもたちを見ていただきました。

そういう流れがまた見直されてきているのかなと、またそれは必要であるという流れになっているのかなと思います。

そういった面では、議員ご指摘の地域で部活動も含めて子どもたちを見るという流れは非常にありがたいと思っております。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

今の教育長のご答弁から、市長も同じように思われますか。

○議長(梅林厚子君)

市長、石山さん。

○市長(石山志保君)

ダニエル議員の再質問の確認ですけれども、学校再編という議論ももちろん大事だが、それに先だって部活動の統廃合が重要でなかろうかというご質問だったでしょうか。

よろしいですか。

そこにつきましては、やっぱりちょっと現場としますと教育委員会の所管になりますので、市長というよりはそちらに確認をさせていただきたいと思います。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

なぜこのような質問をさせていただいたかというと、3月にも質問させていただいたんですが教育長がおっしゃるその日本型の教育の素晴らしさがですね、学校の先生の長時間の勤務によって支えられている。

ほとんど全てサービス残業ですよね。

その中には、部活だ、生徒を教えるんだっていう情熱を持って教えられてる方は、それで私は受け入れられるんですけれど、なかなか全ての先生がそういった情熱を持てていない、なかなかこれから教員を目指す若い人がですね、子どもに教えたい、子どものために何とかしたい。

子どもにスポーツを教えたといってもですね、じゃあ毎日11時間働いてください、毎日12時間働いてくださいと言われたらですね、やはりどうしても教員になろうかな、学校の先生になろうかなっていう、若い人がね、なかなか出てこないんじゃないかなと思っております。

どうしてもこの部活動というのは、若い先生が担当することも多いと私は聞いております。

中にはバスケットボールを一度もやったことがない学校の先生が、バスケットボール部の顧問をされているという状況でですね、市長、そして教育長にはですね、何とぞその状況を正確に把握していただいて、状況の改善に努めていただけたらなと私思っております。

そして3点目に移りますが、夏休みの形骸化についてなんですけれども、これもインターネットから全部プリントアウトしてきました。

開成中学校、陽明中学校、あと他の3つの中学校の夏休みのスケジュール、年間スケジュールをプリントアウトさせていただいたんですが、やはり例えばたくさんイベントありますね、特に中学校がすごいんですけれども、7月30日はですね、2年生の職場体験学習というのがあるんですね。

これ7月30日。

これはちょっと私もひどいなと思ったのがですね、8月10日中学3年生ですね、対象の英検講座、8月10日というと土曜日ですね、土日に英検講座があると、そして先ほどご説明のあったみこしダンスパフォーマンスですね、私の周りではこのみこしダンスパフォーマンスを楽しみにしているっていう生徒さん、そして親御さん教員の方はまだちょっとお目にかかったことがないんですね、このみこしダンスパフォーマンスの準備にかなりの負担が、またはかなりの時間を割いている方が多いんでないかなと、私はまだ体験したわけではないし、そのパフォーマンス見たこともまだないんですけれど、そういった声を私は聞いております。

また8月18日ですね、開成中学校ではまた3年生対象の英検講座がありますね。

18日となると日曜日ですので、日曜日に生徒さん登校してもらうということになりますね。

土日に学校に来て英語の勉強をするとなるとどうですかねえ、これ自由参加ではないでしょうから、全員3年生は登校ってなると思うんですけれど、これこんなことやってみんな英語を好きになってくるのかなというちょっと懸念をいたします。

あとは、スポーツ関連のイベントで、あと8月28日ですか、3年生の確認テスト、そしてそれが29日まで続きますね。

そして9月に入ってすぐに文化祭、体育祭となっております。

やはりちょっといろんなイベントを入れ過ぎなんではないかな、学力を上げるという名目もあるとは思うんですが、夏休みが夏休みでなくなっていることに私は非常に懸念を覚えております。

夏休みにも学校関連のイベントが目白押しで、自分でこういった夏休みを過ごしたいということが、特に大野市の中学生はできない環境にあるんではないかなと、私は非常に懸念を持っております。

それについて教育長かまたは事務局長の方にちょっとご答弁いただいたいただきたいと思うんですが。

○議長(梅林厚子君)

教育長、久保さん。

○教育長(久保俊岳君)

私、教育現場におりましたのでお答えをいたします。

議員ご指摘のように、生徒たちが多忙なのではないかと、そしてもう少し自由な時間を与えた方がいいんじゃないかというご提案、大変ありがたいと思います。

先ほどの質問も、学校あるいは学校教育に対する応援であると受けとめておりますので、まずは感謝申し上げます。

先ほどの行事ですけれども、まず英検のことにつきましては、これは県教委が会場を借用して講座を開くわけです。

そこに対して、希望者がそこに参加するということが原則ですので、それほど多くの子といいますかね、気持ちのある子が行くということでございます。

また、その他の事業につきましても、先ほども局長の方から答弁いたしましたが、いろんな観点で時間を短縮したり、あるいは回数を少なくしたりということで、少しでも児童生徒の自由な時間、自分で使え、考え、行動できるような時間を確保しようと努めているところです。

今の先ほど申し上げたことを第一段階にいたしましてですね、また必要なことを、また可能なところはどんどん進めていきたいと思っております。

以上です。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

ご答弁ありがとうございます。

英検のことについては全員強制ではないということは理解いたしました。

あとは、確認テストはこれは全員絶対来ないといけないものですよね。

確認テストというのは、もう確認テストのために生徒さんは準備しないといけないということになりますから、これで結構夏休みが削られてしまうというのも私はあると感じているんですけれども、久保教育長ご答弁いただけますでしょうか。

○議長(梅林厚子君)

教育長、久保さん。

○教育長(久保俊岳君)

確認テストをといいますのは、生徒が自分の今の実力、すなわち分かっているところと、まだはっきりしないというところを確認するための機会でございます。

基本的には、全員にその機会を与えているところでございますが、それに対して何か特別に準備をしてですね、強制するようなことというのはございません。

ただ、夏休みに何度かは、補充授業を行います。

ですからそういうことも含めて、自分の学習について、自分自身が確認するという機会を提供しているということでございます。

○4番(ダニエル益資君)

何か今のご答弁から拝察しますと、確認テストというのは、希望者は参加する。

生徒がちょっと忙しいからまた遊びに行きたいから受けないという選択肢もあるということですかね。

○議長(梅林厚子君)

教育長、久保さん。

○教育長(久保俊岳君)

希望者に対してそれを実施しているということではございません。

学校として、教育方針のもと、きちっとした学力をつけさせてやりたいという方針のもとに、年間計画的に行っているものです。

○議長(梅林厚子君)

ダニエルさん。

○4番(ダニエル益資君)

特に中学3年生の夏休みに関しては、もうほとんど夏休みではないと結論付けていいのではないかなと、私1人の親として感じます。

どうしても教育委員会がそういう8月28日、29日に確認テストをするというのであれば、それはそういう方針なのかなということが確認できました。

あともう一つ、8月25日日曜日にも英検の講座があるみたいですね。

こんなにテストとか勉強を夏休みからする必要があるのかなと、私は感じております。

学力も確かに大切なんですが、夏休みを学業以外のことで有意義に過ごすことも大切なのかなと、私は1人の親として思います。

これだけ夏休みにいろいろイベントがあると、夏休みが夏休みでなくなっているのかなという感じがいたします。

中学3年生、確かに14歳、15歳でまだまだ若いですけれども、3年後4年後は立派な有権者でございます。

彼らの教育に対していろいろ思うことは、ただ、今彼らの思いを代弁してくれる政治家または教育委員会の職員の方がいるとは、ちょっとなかなか考えられないというか、なかなか有権者ではないのですね、彼らの思いそしてもう一つ外国人も投票できないのでそうなんですけれども、そういった方々の思いをまた議会で代弁していく必要がこれからもあるのかなと私は思っております。

また、教育委員会の皆さまと私たち議会は一緒になって、さらによい教育環境をつくり上げていければなと思っております。これで私の一般質問を終えさせていただきます。

ありがとうございました。

○議長(梅林厚子君)

以上で、ダニエル益資さんの質問を終結いたします。