アウトサイダーの強み

福井県民は福井県民が変える…というのは、至極最もなことです。しかし、議会や行政はよそ者が改革することも多いです。事実、自治体間では国の機関や他県・他市町と職員を交換したりしています。また、外国人を「国際交流員」として採用している県内の自治体も多いです。最近は、町おこし協力隊ということで、都会から県内の自治体へ職員として働きに来る人も、よく福井新聞などで取り上げられています。

 

2月4日(日)8時半の「タイムリー福井」(福井テレビ系)で、省庁から出向してきた若手官僚が県内の自治体で活躍していることを紹介していました。この日は、私が育った大野市、私が生まれた小浜市、そして県庁の方がゲストとして呼ばれていました。それぞれ豊かな発想力で町おこしをしています。

 

アウトサイダー(よそ者)によって、改革が進むことがあるのではないか…

 

実は、県内の議会選挙や首長選挙で無投票になりやすいのは、田舎の特徴で、隣近所の絆が強すぎることもあるのではないか。選挙をすることで、かえって人間関係の「しこり」が残ってしまうのです。とすれば、解決方法は簡単。アウトサイダーを引っ張ってくればいいのです。確かに、私の育った大野市でも絆が強すぎて思い切った行動を取りにくい、そういった雰囲気は中・高校生の頃感じていました。

 

私も実は海外生活が長く、福井県に帰ってきたのは2014年。1998年に高校を卒業してから、ろくに福井県に帰郷していませんでした。今になってもっと若い頃に故郷の良さに気づけばよかったなと思うのですが、海外の人たちと交流し、東京や外国の生活を20代の時に体験できたことは、今この福井で役立てるのではないか。私自身がまさにアウトサイダーであり続けたいと思っています。

 

日本の選挙制度では、市長・県知事、そして国会議員は、別によそ者でも立候補できます。つまり、選挙区に住民票がなくても立候補できるのです。これは「リーダーとして日本全国から広く人材を求める」という意味で、そうなっているようです。(地方議会議員は、選挙区内に3ヶ月住まないと立候補不可。)

 

知れば知る程面白い日本の地方政治。地方政治が身近になれば、よりその地域に愛着が湧きます。

夏休みの宿題は、自治体の決断でできる…他市町・他県から優秀な人材が来て「しがらみ」を断ち切ってくれる…こんなに希望の持てる制度があったなんて。