全日制の高校や、一般的な大学に合わない人もいます。(例えば、私)
そんな人は、文明の利器の申し子、通信制高校・通信制大学が向いているのではないでしょうか。
奨学金破産をする学生が日本でもアメリカでも増えています。
大学の学費の高騰はもう私達の手のつけようの無い所まで来ていますし、経済状況が不安定な今日この頃、いつ学費が払えなくなるか分かりません。
高校に関して言えば、なんとなく15歳の時に選んだ高校が、自分に合わなくなったことに気づいた時、
通信制の高校に移籍し、自分で残りの単位を取って高卒の資格を取るという学び方もできます。
(ここでネックとなるのは、高校中退に対する大人たちの嫌悪感です。高校は全日制でないとダメ、退学はもっとダメ、という古い考え方が多くの高校生を苦しめていると思います。)
通信制は多くの良さがあります。私も武蔵野大学通信教育部で、英語教員免許取得に向けて勉強しています。
学費は月15,000円で、入試はなし。自分で働いて学費を賄い、楽しく勉強しています。
通信制の良さは、
● 学費が安くすむ
● 寮やアパートにすまなくてよいので、住居費の節約になる
● 自分のペースでテストを受けられる。
● 自分のペースで勉強できる。落第してもその科目だけやり直せばよし。
● やたらとクラスメートと自分を比較しなくて住む。
● 嫌いな人と極力顔をあわせなくてすむ
● 全国の学生と交わりが持てる
● メディア授業なら、授業を聴き逃したり、もう一回先生の話を聞きたい時も、自由に繰り返せる。
● 大雪、大雨の時も堂々と勉強できる。
● 入試がないので、受験勉強に使うエネルギーをセーブできる。
● 働きながら勉強できる→18歳でも自分でバイトして高校・大学に入れる→親からの経済的な自立、親の負担もなくなる、自分で学費を払うと真剣に勉強する
もちろん、デメリットもあります。
● 先生に質問しにくい
● グループワークがしづらい
● 科目によっては、通信制が合わない科目もある 例)実験の多い理科の教員免許過程、農業など
● クラブ活動に入れない
● 大学生活の青春・・・を味わえない
しかし、全国的に学費破産の学生が増えている今、通信制のコスパの良さは感動的だと思います。
経済的にも精神的にも、通信制は私達の負担を大幅に減らしてくれるのです。