完璧な候補者などいない・・・

政治や選挙に結構どっぷり浸かっていている人がいる。こういう人たちは選挙の技術や分析力高い(ように見える)。選挙や政治について語らせると止まらない。どこで情報を仕入れてきたのか分からないが、とにかくよく知っている。しかし、この人たちには共通する点がある。

 

他人の短所を指摘するのが上手で、長所を語ることはほとんどないことだ。

こういう人は他人を批判することで、自分の価値を高めようとする癖がある。

 

あの候補者はここがだめだ。

この候補者はここが足りない。

お前は○○だから、候補者として不十分だ。云々…

 

こんな話ばかりである。彼らは知識は豊富なのだが、正直、あまり一緒にいたいとは思わない。

人は新しい世界に飛び込もうとするとき「励まし」が必要とされる。

いろいろ本人には問題があっても、自分の長所を再認識させ、未来に明るい展望をもたせることが大事だろう。これは政治でも教育でも変わらない。日本の子供たちに自己肯定感が低いのは、周りの人間にネガティブなことばかり言う人が多いからである。

 

政治を目指すこともそうで、若い世代の候補者を増やすには、「お前は○○だから駄目だ」と説教を垂れることではなく、「こうすればもっとうまくいくのではないか」という励ましである。

 

ある福井市の人(複数)が私に「大野は自治体としてもう持たない」「大野は組織票ばかりでヒデえ選挙区だ」と言ったことがある。確かに、大野にもいろいろ問題はある。しかし一番大切なのは大野を良くしていこうという気持ちである。そして、そんな人がダメ元でも候補者として選挙に出てほしい。「大野はこうすればもっと良くなる」という候補者からの励ましが必要なのである。そういう候補者が出てきて初めて、自治体の活性化は起こっていくだろう。