【叱責】実は逆効果?

生徒が立たされていて、教師が人前で叱責していたのを時々目にする。思ったより数は少ないのだが、学校で働いているとたまに見る光景だ。生徒がどんな悪事やミスをしたのか、私にはわからない。しかし、ああやって叱責することで生徒が人間的に成長するのだろうか、私は甚だ疑問である。むしろ人前でああやって、ときに大声で怒鳴ったりすることでかなりの精神的ダメージを与えているのではないだろうか。感情的に叱責は相手との関係を弱めてしまう。池田中の事件もそうであったように、叱責が指導死につながることだってなきにしもあらず。大人も職場でミスをしたら、人前で怒鳴り恥をかかせるよりも、再発防止のために職場全体で知恵を絞り、その上でルールに則って懲戒する。人前で叱責する必要はない。

 

生徒は生きている期間が短い分、知らないことも多い。冷静に諭さなければいけないことのほうが多いのではないか。それでも生徒が問題行動を続けるなら、叱責ではなく法律や学校のルールに則って懲戒すれば良いと思う。教師と生徒、先輩と後輩・・・人の上下関係というのはパワハラの原因につながっているから。