【高校受験】中学3年生の冬

11月頃になると、中学3年生の家庭教師の依頼が増えてくる。本当は、フリースクールで不登校生を相手にいろんなことをしたかったが、多くの人が私に期待したことはそれではなく、英語や数学の指導だった。そのため、期せずしてこの4年間で多くの生徒、特に中学3年生に勉強を教えてきた。家庭教師はマンツーマンだが、生徒のタイプというのが数パターンに分けられることが分かってきた。

 

① 優等生型

勉強意欲が旺盛で、口に出して言わないが、人より抜きん出てやろうという意気込みが強い。大人に対してもしっかりと話し、早くから英会話や英検に精を出している。5教科400点以上で、藤島・高志を狙っているケースが多い。褒められることに慣れていて、称賛を受けるために自分をものすごく追い込んでしまうタイプでもある。実は一旦つまずくともろいタイプなので、ストレスで燃え尽きないよう、他者(親、教師、他の生徒)の言動や行動を意識しすぎないことが大切。

 

② スポーツ系+勉強苦手型

このタイプもハキハキと受け答えをし、対人関係にも慣れていて、対話をしていても非常に楽しい。中1の基礎からゆっくり教えていけば、結構頑張って覚えようとしてくれる。優等生型と違い、褒められる機会は少ない。周りの大人の言動から、勉強では自分を駄目だと思っている子が多いので、易しい問題から解くようにして、自分に自信をつけてもらえれば、高校に入ってもそれほど大きな問題は起きないと思う。

 

③ やや「引きこもり」系

引きこもり系、と言っても一応学校に行っているが、他者とのコミュニケーションは基本的に少なく、学校でもあまり人とかかわらない大人しいタイプ。何を考えているのかわかりにくく、質問に対しても声ではなく頭を動かすことで返事をすることが多い。一般的にスポーツは苦手で、週末は大体家にいることが多い。このタイプも②スポーツ系と同じ、やれと言われたことはおとなしくやってくれるので、あまり急がず基本的な問題をしてもらい、自分に自信をつけてもらうのが得策。熱血指導はNG。

 

④ 不登校&引きこもり系

ガチの不登校・引きこもり。学校に行かないと決めており、親も既にその状況を受け入れている。

1日中家でゲームをしているケースが多い。勉強は3年生の12月~1月ごろから始め、あんなに学校嫌いだったのに、1月下旬にはいつの間にか高校の進学先を決めている。高校に入っても不登校になるケースあり。

このタイプには、自然体で友人のように接し、授業の5分の4の時間を雑談で終えても仕方ないと腹をくくる。そのため家庭教師をクビになることもあるが、事前にそのつもりでいること。