【ドイツ現代事情】ドイツって今どんな国?

急遽、弟が石川県から大野に引っ越すことになった。読まなくなった大量の本をBOOKOFFで売却したときに、待っている間偶然見つけたのは「そしてドイツは理想を見失った」(2018年 川口マーン恵美著)という本。あまりに面白くて朝4時まで読んでしまった。トランプや英国EU離脱で米英に関する知識はそれなりにあったのだが、ドイツに関する最新情報に触れるのは久しぶり。今や欧州の盟主として君臨するドイツが、今どういった問題に悩まされているかを詳しく語っている。著者がドイツ語が堪能で情報をドイツ語で得ていることはすぐに分かる内容の豊富さである。

 

感銘を受けた部分を箇条書きに書いていくと、

● ちょっとでもSNSで人の悪口を書くと、訴えられたり逮捕される法案が通ったこと。

● 右よりの政党「AfD」の支持を表明するだけで、社会的な地位を失いかねないこと。

● だから選挙では、支持者は黙ってAfDに投票する。米国のトランプ支持者のように。

● ドイツと中国は今経済で蜜月状態。中国はドイツ車をたくさん買ってくれる。

● なんとこの良好関係は戦前にまで遡る。ドイツは日本と戦っていた蒋介石政権も支援していた!

● 日本人にあまり見られないドイツ人の「理想を追求する心」と「罵り合いの議論を好む心理」