選挙用ポスターは必要か?

選挙の準備をしている中で、一番面倒で手間がかかって、費用対効果に疑問符がつくものがある。それは選挙用ポスターだ。日本の選挙ではどこにでも見られる選挙ポスターのあの白い掲示板。あれが一番大変だ。そして、あれにどれだけの集票効果があるのかよく分からない。(あと政治家のポスターの写真って、実物の候補者と結構違っていることもあるし)

 

 

まずポスター印刷に金がかかる。市の選挙では公費で賄えるので候補者は払わないが、それも結局は税金だ。

そして自治体は何百もの掲示板を準備し、選挙後廃棄する。これも税金と労力の無駄のように思える。

候補者は大勢の運動員を動員して、公示日に選挙区各地に立てられている掲示板にポスターを貼りに行く。

大野市は全部で177か所。掲示板の下段は誰でも貼れるが、上段に貼るとなると結構な高さになり脚立が必要になる。慣れていない人にとっては上段に貼り付けるのは怖いかもしれない。

 

百歩譲ってポスター掲示板の存在を認めるとしても、市役所が全候補者のポスターをまとめて一気に貼ってくれないものか。そちらのほうが候補者は無用な費用と労力をかけなくて済むし、一度に全候補者のポスターを貼るので、手っ取り早い。

 

平成の世も終わろうしている今、選挙スタイルや政治的慣習の多くはまだ「昭和」のままだ。

政治に限らず、私たちはいろんな所で前例を踏襲しながら、その効果と存在理由を検証していない。

これが日本社会の閉塞感・停滞感の原因の1つとなっていると感じるのは私だけだろうか。