アマゾンで「牛乳」に関する本を検索してみる。思った以上に「牛乳危険論」を展開する書籍が多い。
著者の経歴、肩書を調べてみると、どうやらいい加減な人が書いているわけではないようだ。
牛乳のワナ 船瀬 俊介著(環境問題ジャーナリスト)
パンと牛乳は今すぐやめなさい! 内山葉子著(医師)
なぜ「牛乳」は体に悪いのか フランク・オスキー著(米小児科医)
牛乳は子どもによくない 佐藤 章夫著(山梨医科大名誉教授)
牛乳の黒すぎる真実: 牛乳が危険な6つの理由 中西利允著
乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか ジェイン・プラント著(英国王立医学協会会員)、佐藤章夫訳
タイトルには示されていないが、内容で牛乳批判をしている本もある。胃腸のスペシャリスト、新谷弘実医師も多くの著書の中で牛乳を飲むと骨粗しょう症になると指摘している。もちろんウェブ上には牛乳を擁護するサイトもあるので、素人の私には簡単には結論付けられない。しかし、賛否が分かれている食物(=牛乳)を毎日給食で出してよいものだろうか。
私たちは給食で牛乳を毎日飲んできた。今も大野市では給食で牛乳を出している。
行政機関は、通常前例を踏襲をする傾向が強い。だからチェック機関としての議会が存在するのだ。
官僚組織というものは、自らが所属する組織の間違いをなかなか認めないからだ。
市議会議員の立場としては、行政に再検討してもらうつもりで6月議会に臨みたい。
そして、かなり前にも書いたが、飲み物はお茶でいいのではないか?
お茶は体にいい上に、より安価に提供できるのでは。
今の大野市では、週4回ほど給食にご飯が出ているはず。ご飯なら普通お茶のほうが合うと思うのだが。
4月10日に自分にも娘が生まれた。7年後には小学校に入学する。
1人の親として、それまでに給食の牛乳について議会で議論しておきたい。