大野市で教育に関わる一番ホットな話題と言えば、学校再編だ。
学校を統廃合するのか、しないのか。学校を新しく作りかえるのか、かえないのか。
学校の校舎もかなり古くなっている。建て替えるべき校舎もあるのだろう。
6月の一般質問でも、複数の市議が行政側に学校再編について質問していた。
しかし、私は建物をどうするかよりも、教育の中身のほうが重要だと考える。
私たち大人は形ばかり整えたがり、肝心の中身をおろそかにする傾向があるからだ。
まさに仏作って魂入れず、である。有権者ではないが故に、子供たち、そして外国人の思いは、政治家としてより真摯に向き合わなければならないと私は考える。
教育委員会は自分たちのしていることが「子供たちにとって大切」と信じ込んでいるが、そもそも教育について語りだしたら、大切でないものはない。優先順位をつけるとすれば、夏休みの形骸化や教員の働き方改革、部活の統廃合、市の教育の最終責任者が誰か、など教育の中身であるはずだ。
小手先の改革に終始してしまうのは、指導者が改革に意欲的ではないか、自信がないか、のどちらかである。
私も4月からひとりの娘の親である。親として、政治家として、夏休みだけは教育委員会から子供たちの手に取り戻さなければならないと思っている。