【映画ホテル・ルワンダ】愛する人を守るために

1994年にルワンダで起きた内戦の中で、勇敢にも家族と避難民を自分の運営するホテルにかくまい、多くの人を救ったホテル支配人の映画である。

 

映画の序盤では事なかれ主義※1の側面を持つ主人公だったが、ツチ族とフツ族の内戦状態、いわゆる警察が治安を維持できない「北斗の拳ワールド」※2を生き抜く中で、家族と何百何千人もの人々を助けようと命を懸ける姿は、純粋に格好いい。

 

人質を救うために、ホテルの一支配人が民兵と交渉し何十万円ものホテルのカネをさっと渡す姿が一番印象的だった。

 

また、映画後半で丸腰の主人公が、銃を携帯する国軍の指導者を脅して※3ホテルの人質を救うシーンは息を呑む。

 

実話に基づいた話なので、主人公も実際に存在した人物。自分ファーストだった人物が愛する人々を守るため極限状態の中でも命をかけることができる…この映画から自分もこうありたい、と考えた。

 

大野のGEOで借りられるので、ぜひご鑑賞を。

 

 

※1 事なかれ主義

主人公は当初、ホテルの常連の軍幹部や欧米の大使館員に取り入って、有事の際には自分だけ助かればいい…という考えを持っていた。

 

※2 北斗の拳ワールド

無法地帯。力のあるものが正義。ルワンダにはもちろんケンシロウはいない。

いるとしたら強大な軍事力をもった外国軍による介入だが、自国民だけ助けてさっさと帰った。

 

※3 軍指導者を脅す

軍指導者に向かって、「今人質を助けなければ、あとで米軍や外国軍が入ってきたとき戦犯にされるぞ!」と脅した。