【福島の「処理水」放出】大阪湾でOKなら、越前海岸・若狭湾でも大丈夫なはず

大阪市長の松井一郎氏が「国の厳しい安全基準を満たした福島原発の処理水は、大阪湾に流してもいい」という内容の発言をした。大阪府知事の吉村洋文氏も賛同している。非常に勇気ある発言で、日本維新の会のリーダーとして立派な発言だと思う。有権者に嫌われても、言うべきことは言う。維新のリーダーとして立派な振る舞いだと考える。その後、維新の会所属の参院議員 音喜多駿氏も同調。安全と証明された水なら東京湾に流しても良いと言っている

 

福島原発の冷却炉を冷やすために使われた水は、この段階では放射性物質・有害物質にまみれた「汚染水」だが、東電が処理した水はそういったもの※が取り除かれていて、安全な「処理水」だと報告されている。ここを混同しているのがメディアで、風評被害の拡散に一役買っているようだ。現在は、福島のタンクに貯蔵し続けており、あと2~3年で置き場がなくなるという。となると、もう海洋放出しか方法がなさそうだ。時間はあまり残されていない。前環境大臣の原田義昭氏が個人的な立場で発言したが、今の環境大臣の小泉進次郎さんはその発言について謝罪したりして火消しに回っている。特に、漁業関係者は風評被害を怖れるだろう。しかし、風評被害をなくしていくのも松井氏の言う通り政治家の役割だと思う。

 

大阪湾や東京湾でOKなら、福井県の政治家は越前海岸や若狭湾での処理水の放出を検討せざるを得ないだろう。福島や大阪、東京にだけに負担を押し付けるのは不公平で身勝手だ。

 

何より、福井県民こそがまず最初に原発のまつわる問題全般について考えるべきだ。

議論の火付け役は、政治家である。有権者に嫌われても必要な改革を主張できるかどうかが試されている。

 

 

※処理後に唯一残るのがトリチウムだが、自然界にも残る物質であり、これは世界でも一般的に海洋放出されている。