健全な家庭には、いろんな人がやって来る

家族以外に誰もお客さんや友人がやってこない「閉ざされた」家庭には、実は大きな問題を抱えていることが多い。日本でも海外でも、健全な家庭にはいろんな人が遊びに来たりする。ここ最近、児童虐待や子供を殺すニュースをよく聞くようになった。都市の狭いアパートやマンションに住み、家族の構成員しか入れない狭い空間では、中で何が起こっているかわからない。わからないからこそ、危険なのであり、あのような事件が起きてしまうのだと思う。

 

常日頃、いろんな他人が玄関から中に入って来るような家庭は、非常に風通しが良い。家族関係も健全だから、お客さんがよくやって来るのだ。昔の田舎ではよく見られた光景だったはずだ。それが地域の力が弱まってしまったからか、他人の家に入っていく人の数は少なくなってきたのだ。

 

アパートの中の悲しい事件を防ぐためにも、家庭環境を健全に保つためにも、(あとちゃんと掃除をするためにも)私たちは、本当は多くのお客さんや友人たちをお互いに招きあうべきなのだ。

 

我が家も昔は、店をのぞいて、玄関から中に入って来るお客さんなどほとんど来ず、閉ざされた空間だった。しかし私が結婚し、外国人を含めた多くのお客さんが家に来るようになってから、家の雰囲気は大幅に変わったと思う。今後も、ALT(外国人指導助手)等の若い外国人が家にやってくるだろう。こういう雰囲気は大人にとっても子供の教育にとっても良いはずだ。

 

大野で(本当はどこかで起きてはいるのだろうが)児童虐待など起こってほしくないし、若者に大野に帰りたいと思って頂くためにも、家庭環境の改善を進めていくことが求められると思う。

 

また家族のみならず、学校、企業、クラス、各種団体等あらゆる組織において、風通しのよさは健全さにつながると考えている。