【クリスマス】実は「政権交代」の物語である

クリスチャンである私が普段からよく聞いている富田正樹牧師のメッセージ「新しい為政者はどこにいますか?」が面白い。クリスマスというと、私たち日本人はパーティーやプレゼント交換、恋人とのデート等に忙しいが、実はクリスマスというのは政権交代の物語である、という富田牧師の指摘は面白い。

 

イエスが生まれる時代、中東のユダヤという地域はヘロデ王が統治していた。様々なインフラ建設に尽力した反面、肉親・家族も含め政敵は容赦なく虐殺していたリーダーである。近現代でいえば旧ソ連のスターリンみたいな独裁者だろうか。そのヘロデ王に3人の占星術の学者がわざわざ「ユダヤの王としてお生まれになったお方はどこにいますか?我々は東方でその方(誕生直後のイエスのこと)の星をみたので、拝みに来たのです」言いにやってきた。現職の独裁者に向かってそういう発言をするほうもするほうだが、当然ヘロデ王は激怒しユダヤ地域の2歳以下の男の子を根絶やし抹殺する、という命令を下す。自分の地位を脅かす若者の存在を消し去るために。神の使いの警告を受けた、赤子のイエスと両親はエジプトに亡命して助かる…という流れになっている。

 

富田牧師が、これは「ヘロデ、お前は指導者として失格である」という神のメッセージとして解釈しているのが面白い。クリスマス=イエスの誕生を祝う祭日というのは元来非常に政治的なイベントでもあるのだ。残忍な独裁者ヘロデにとって代わり、新しい指導者としてイエスが王座に就く時がきたのだ、と神がヘロデに伝えているのだ。単なる政治的指導者としてではなく、人類全てを闇から救う指導者として。

 

この話、決して現代の日本政治と無関係なわけではない。不必要なハコモノ建設を続け税金を無駄遣いする傍ら、増税はするわスキャンダルは続くわ、今の政治指導者がどうにも信頼おけない、というのが多数の国民の思いであろう。大野市も例外ではない。12月議会でどーしょーもないハコモノ建設を相も変わらず続けようとしている市長部局・教育委員会と、それを追認しようとする議会。国政も地方も新しい指導者を迎え入れる時期が来ていると私は思う。

 

12月24日はクリスマスイブだが、今日は市内のとある教会でキャンドルライトサービスで私は司会を務める予定だ。これは毎年恒例のイベントで、キリスト教徒でない人も参加する。数年前、ある若いお母さんが子供さんを連れてこのキャンドルライトサービスに参加されたようだが、その方は今どこかの市長をしているそうだ。彼女の政治姿勢が主の御心にかなうよう、心からお祈り申し上げたい、そんな思いにさせるクリスマスである。

 

Happy Birthday, Jesus Christ!

(Christとは、救い主という意味)