【市議1年】市民派議員であり続けるために

新人地方議員のバイブルとも言える「市民派議員になるための本」には、新人議員でも1年も経てば議会の常識と馴れ合っている人がいる、と書かれていた。青雲の志を抱いて立候補した(はずである)人物が、議会内の様々な人間関係の影響を受けて、市民の代弁者であることを忘れてしまう、という注意喚起であると思う。

 

1度当選してしまえば、通常4年は選挙がない。1年経過してもまだ3年あるので、この段階で次の選挙を意識する議員はそう多くはないだろう。受験生を考えてほしい。3年前から志望校目指して努力できる生徒はどれだけいるか。多くはせいぜい半年前から意識し始めるのではないだろうか。もちろん、目標を早めに定めて努力したほうが有利に決まっている。もちろん、地に足のついた目標であれば、の話だが。

 

12月議会を振り返って、市議会の議決が多くの市民の感覚からかけ離れているのではないか、という疑問を抱いた。大野市議会は市民の代弁者か、市役所の追従者か。近日中に発行される議会だよりで分かる。殆どが市長・市役所側提出の議案を議会が追従している議決が殆どのはず。僕と共産党議員は半分程「✖」と表明し、是々非々で臨んだ議会だったと思う。「市民派議員~」の本によると、市民の考えに近い議員はいつも少数らしい。確かに多数決が原則の議会で少数(または1人)というのは、何かと不安な部分がある。あと、何を言っても否決されてしまうので、それに慣れてしまうのも怖い。

 

市議の仕事はそもそも何か。一般市民の声を代弁することではないか。あまりに長時間、議会内・市役所内の人達と交流しすぎると、そこらへんが分からなくなってくる。大野市民の17分の16が「水のがっこう建設」に賛成だとはとても思えない。

 

自分の支援者以外の人と話をする機会を作るべきだろう。この時代でも、一番良いのはチラシ撒きだ。ちゃんと活動すると、自分の考えが結構民意に近いことが分かってくる。