【少子化・人口減少対策】今の20歳に伝えたいこと

今日大野市の成人式に参加してきた。着物とスーツに身を包んだ若者がたくさんいて華やかだった。市長や国会議員、市議会議長が若者に対してスピーチをされていたが、自分だったら何と言うだろうか、と考えながら聞いていた。今日は市役所が言いにくいようなことを書いていきたいと思う。

 

私は若い人に、

① 結婚・子育てに対するネガティブなイメージ

② 田舎に対するネガティブなイメージ

を払しょくしてもらえないか、お願いしたいと思っている。

 

① 結婚・子育てに対するネガティブなイメージはどこから来るのか

多くの若い人が結婚や子育てを「自由に使える時間とお金を奪うモノ」と考えていて、なかなか結婚・子育てしようと思ってくれない。また、都会に行けば行くほどそうだが、周りに離婚した人がいて「離婚するときの地獄絵図」を語られると誰だって結婚に及び腰になるだろう。また離婚を扱ったドラマとか、嫁姑のバトルを描いたドラマも見ると結婚そのものがトラウマになってしまう。

 

それらも現代の結婚事情の1部ではあるが、結婚の良さ、子育ての良さについて、もっと大人から聞かされても良いと思うのだ。自分も結婚するまでは結婚すると自由がなくなるのではないか、と思っていたが、2人で協力することで多くのことが可能になることもまた当然である。僕は3年前に越前町で結婚したが、結婚で幸せは2倍になった。

 

そして子が生まれると幸せは3倍になる。夜中起こされたりして色々忙しいし、お茶をこぼされたりしてハラハラするが、忙しいのになぜか幸福感が湧いてくる。おそらく自分が他人に役に立っていることを直接実感できるからだろう。子供ができたことで、自分の親(おじ・おば)+祖母(ひいばあちゃん)の人格までも変化した。

 

またお互いの家族交流。うちでは国際結婚なので、米側・日本側の家族と相互交流、両国の文化が同時に体験出来て、これまた楽しい。

 

② 田舎に対するネガティブなイメージ

もう一つ、若者の結婚離れを加速させている要素は、若者の田舎住まいに悪いイメージがある。

テレビの影響力はかつてより弱まったとはいえ、政治・経済・芸能の中心は東京であり、人材も首都に集まるのが一般的である。18歳まで福井県で育った若者が都市で一人自由に住んでみたい、という気持ちはわかるし、私こそ18歳の頃から海外志向がメチャクチャ強かった。

 

しかし、都会で大ブレークする若者は本当に少ないし、普通の就職をする若者でも高い生活費に悩むと思う。人間関係が希薄な都会では、孤独や鬱の問題もある。孤独は思ったより現代人に精神的なダメージを与えていると思う。

 

更には、将来南海トラフ地震等、大地震が起こった時、東京・大阪・名古屋といった都市圏は何百万、何千万もの人が一気に被災する。どれだけの住民がそれに対して準備ができているのだろうか。

 

僕も東京に3年半住んだが、震度2~3程度の地震なら結構よく起こった。故郷の福井県大野市なら考えられないことだった。都会のダイナミックな生活の良さも当然あるが、私は敢えてここで地方の生活の良さを強調したいと思っている。インターネットがある今、ある程度の物品はオンラインで購入できる。

 

田舎は退屈そうに見えるかもしれないが、新鮮な野菜が安いか、運が良ければ無料で手に入り、待機児童の問題はない。人間関係も濃密になりやすいので、これが犯罪予防にもつながっていると思う。

 

田舎は若い人が少なくて困っている所が多いので、自治体を含めていろんなサポートが得られるはずだ。ついでに言えば、田舎の地方議員の若い人のなり手がおらず困っている自治体も多い。

 

このように若い人の①結婚・子育てに対するネガティブなイメージ、②田舎に対するネガティブなイメージを払拭し、東京一極集中と地方の過疎化を改善していきたいと思っている。若い人が住みたくなるような故郷を作ろう!