【英EU離脱】ファラージ党首の信念とワンイシュー政治

英国に面白い政治家がいる。ナイジェル・ファラージ離脱党党首だ。EUに対する憎しみだけで20年以上同じ主張をしてきた党首だ。そして、今ついに英国がEUを正式に離脱した。政治家として今彼は最高の気分だろう。

 

私はファラージ氏が面白い政治家だと思う。あまり日本のメディアで取り上げられないが、彼の語り口は分かりやすく、信念から来るその情熱は人々を惹きつける。彼のスタイルはワン・イッシュー政治だ。争点は1つ。彼はEU議員だ。EU議会で演説をして笑われても、批判されたりしても決して臆することはない。むしろ批判や嘲笑を自らのエネルギーに変えているようにも見える。

 

ワンイッシューと言えば、小泉純一郎氏の郵政民営化、N国党立花孝志氏のNHKスクランブル化、おおさか維新の大阪都構想だろうか。私もそのスタイルを受け継ぎ、夏休みの宿題廃止を訴える。他にも行政改革・政治改革を主張しているが、看板政策はもちろん「夏休みの宿題廃止」だ。

 

ワンイッシュー政治家になるなら、その政策に感情的にならないといけない。その政治家だけが、なぜかこの問題にやたらと拘るのである。そして日本でも外国でもこの手法はしばしば成功する。政治家の気迫が、当初関心がなかった有権者を飲み込み、いずれは大きな変革のうねりを巻き起こすのだ。