橋下徹氏が大学時代にやっておきたかったこと…それは英語

私は橋下徹前大阪市長のメルマガを購読しているが、今日の記事で考えさせられたことは、ある大学生の質問「大学時代にやっておくべきことは何ですか?」に対する返答だった。それは、外国語、特に英語

 

あれだけ政治や法律に詳しい橋下徹氏が、英語にそこまで強い思い入れがあったのか。驚きだった。

政治家の時からよく海外に行くことがあるようで、英語力がないことで現地の要人とのコミュニケーションがスムーズにいかないのだそうだ。

 

僕は全ての日本人が英語ペラペラになる必要はないと考えている。高校までに英検準2級程度までの実力があれば十分だろう。外国語は時間がかかり、もって生まれた才能や環境にも左右される。子供の頃アメリカに10年いたとか、片方の親がイギリス人や外交官なら英語習得の環境としては最高だ。また、純ジャパニーズでも、洋画マニアや洋楽にクレージーになれるなら英語の上達は速いはず。そうでないなら、なかなか英語(外国語)にそれだけの力や時間を割くことはできない。必要性がないからだ。

 

確かに、橋下氏のような社会のエリート層なら英語はできたほうが良いに決まっている。諸外国を見ても英語が流ちょうなのは社会のエリート層である。英語が公用語のようなフィリピンでもそうだ。しかし結局の所日本の場合、英語が話せるようになるのは約1割だ。野球やピアノと同じように外国語習得には才能が要ると思う。

 

ちょうど日本に来る欧米人(非漢字圏出身)の1割が日本語ペラペラになるのと同じ割合だ。その彼らの多くが日本の文化、特にアニメに魅了されている。彼らは日本文化にクレージーになれるが故に難しい日本語の習得ができたのだ。我々日本人も英米文化にのめりこめる人はそれ程多くない。

 

橋下氏のように成人してから英語・英会話の重要性を知ったのであれば、その時点から勉強すれば良い。下手に小さなころから英語を無理やり詰め込んでも、使う環境にいなければ成人して忘れてしまうものだ。橋下氏ほど頭の良い人なら頑張ればかなりの所までできるようになると思うのだが。

以前60代・70代の人たちに英語を教えていたが、彼らの意欲は高い。大人も中学・高校の英語教科書を開いて学びなおしたりすれば英語もかなり楽しいものである。日本の教科書のレベルは質が高く、値段も手ごろだ。

 

そう考えると、今各地で夜間中学が開設されている所があるが、学びなおしの機会を広く提供する意味で、大野市や他市町にできてもいいと思う。1科目や2科目から開講しても良いではないか。現在問題だらけの学校教育に比べ、社会人教育はかなりうまくいっているように思える。