政治家になるべき若者を失望させてきた人たち

政治家になりたい、議員になろう、と思う若者はどれだけいるだろうか。

日本ではおしなべて政治家に対する印象は良くない。なので、政治家を目指そうとする若者に対して冷たい言葉を浴びせる人が多い。若者自身、政治家を目指すことは、官僚・市役所職員を目指すことに比べ愚かなことだ、と思い込んでいる人が少なくないのではないか。

 

「やめとけ、みっともない」

「政治家は腐敗している、汚い」

「選挙はいくらあるんだ、金はいくらあるんだ?ん?」

「まだ準備が足りない、4年後出ろ」

「お前には向いていない」

「市議なんかになっても国会議員ぐらいにならないと何もできないぞ」などなど。

 

政治家になるべく市議選・町議選に打って出るには本来お金はそうそういらないことは既に述べたが、自分に対する強い自信が必要である。「この私が議員にならなければ、この町はヤバいことになる」ぐらいの自負である。学歴も資格は必須ではない、ただカラ元気でもいいので気迫というのが欲しい。しかし、選挙に出ようとする若者に対する世間の目はあまり温かくないのが現実だ。実の所、その「世間」というのは政治や選挙を殆ど知らないし、体験したこともない。

 

新しい人材が入ってこない政治の世界は、何をやっているか分からない政治家が無投票などで幅を利かせてしまう結果となる。選挙は比較優位の世界。候補者が少なければ、どんなに意欲がない候補者でも、組織票の力などで結果的に当選してしまう。そうすると誰も必要としていないハコモノや行政サービスが知らないうちに始まり、自治体の財政は更に厳しいものとなる。

 

私たちは政治家になれそうな新人を発掘すべきなのだ。東京に本部がある既存政党に必ずしも頼る必要はない。政党や政治グループは簡単に無料で作ることができる。私たちはそのために「福井県をよくする会」を発足させた。県内に多くいるはずの意欲ある人材を発掘し、各市町の議会選挙立候補をサポートしていく時なのだ。