【コメンテーターとは何者か?】じゃあ、あなたがやってみてよ、と言いたくなる。

コロナウイルスに関する報道がほぼ毎日トップニュースを飾る。ここでいつも鼻につくのは、テレビのコメンテーター。玉川徹とか、どうみても専門家に見えない人が、さも詳しいかのように語っている。政治家や政府の対応を批判することが多い彼らだが、じゃあ「あなたがやってみてよ」と言いたくなる。コメンテーターなら政治家ほど自らの発言・行為に責任を負わずに済むので、楽と言えば楽だ。レギュラーコメンテーターにもなれば、政治家よりも儲かるのかもしれない。確かに自ら政治家となって厳しい批判にさらされるよりは、コメンテーターの方が無責任なことがたくさん言える。今、特に安倍内閣と自治体の首長はどこも薄氷を踏むような思いで政権運営をしていると思う。医療だけのことを考えたら全てお店を閉鎖すれば良いのだが、財政や補償、経済のことも総合的に考えなくてはいけないのが政府・自治体なのだ。素人コメンテーターがあれこれ判断できるほど物事は簡単ではない。そんなことは誰にも分かるはずなのに。

番組を作るなら、医者とか感染症の専門家を呼んで、彼らにコメントさせればよいだけの話。お笑い芸人やテレビ局のサラリーマンの意見などそもそも視聴者は必要としていない。既存メディアがここらへんをわきまえていないから、テレビが衰退し、人々がYouTubeやネットに流れていくのである。それでも強大な影響力を保持するテレビ・新聞を始めとする既存メディアは、今も実際に私たちの思考回路を作り上げているため決して侮れない。

政治家や一般市民がこれらに対抗するには、SNS(Facebook、 Twitter、 ブログ、YouTube、ニコ動、2ちゃん等の掲示板)をフル活用して何とか五分五分に持っていく必要がある。SNSによる情報発信は、特に新時代の政治家にとって必要不可欠なスキルなのである。