【仮面ライダーとロッキーに学ぶ】「おやっさん」の存在は大きい

歴代昭和仮面ライダーには立花藤兵衛こと「おやっさん」が登場する。俳優故・小林昭二が演じた名脇役なのだ。おやっさんは若きヒーロー(だいたい20代)が壁にぶち当たったりする時、いつもそばにいてくれたり、適切な助言をしてくれる。おやっさんは喫茶店のマスターをすることが多いのだが、ここで敵を倒すことについて主人公と作戦を練ることが多い。このシーンはなかなか良い。というのは、仮面ライダーは元来孤独なヒーローなのだが、おやっさんがいるからこそ孤独ではないのだ。おやっさんがいなかったら、特殊な能力を持った主人公も孤独のために混乱し目標を見失って、適切な行動をとれないだろう。人は1人では生きていけない。

 

また、誰もが知るボクシング映画「ロッキー」にも、老いたセコンド役としてミッキー・ゴールドミル(演・バージェス・メレディス)が登場する。この男も若きボクサーであるロッキー・バルボアの精神的支柱として大きな役割を果たす。ロッキーには奥さんもいるが、やはりリング上で心の支えになっているのはセコンドのミッキーだろう。

しかしそのミッキーも「ロッキー3」で老衰のためか主人公のタイトル防衛戦直前に急死。代わりに友人のポーリーがセコンドに入るが、ボクシングは素人なのでセコンド役が務まらない。極度に動揺したロッキーは動きに精彩を欠いてしまい、結局挑戦者に負けてしまう。最終的にはロッキー1、ロッキー2でライバルだったアポロがロッキーの新しいセコンド役に就任し、再度王者となるのである。

 

仮面ライダー、ロッキーから学べることは、セコンド役の大切さである。セコンド役は単なる友人ではダメで、知識や経験が伴わないできないのだ。そういえば、豊臣秀吉には軍師の黒田官兵衛が、小泉純一郎元首相には飯島秘書官がいたが、かれらもセコンド役と言えるだろう。

 

今後、私は自分の選挙のことばかりではなく、これから生まれる新しい政治家の卵のセコンド役としても働きたいと思う。その中には自分より年上の人もいるかもしれないが、年齢は関係ない。私は既に1度選挙を経験して、選挙事務も自分でやり、自分のお金を1円も使わず市議選に当選した。政治家を引退した後も新しい人材にノウハウを教えることだけはできると思う。議員としての1年間を振り返ると、新人が1人で政治の世界に飛び込むのは難しい。そこで経験者が横につくことで、新人は余計な心配や苦労をせずに、自分の選挙や政務に集中できると思う。