【コロナ遂に大野へ】議会の役割は基本、行政に対する監視機能…それだけか?

コロナウイルスの感染者がついに大野で出た。もっと後になるかなとは思っていたが、やはり福井市に遊びに行っている大野市民も少なくないようで、当然ながら感染者は出た。大野市のように人口が小さい自治体では誰が感染したかすぐ噂になる。だから感染した人が誰かは大体目星はついている。

 

大野市でのコロナ感染については、あまり触れる気がしない。地震や今回のようなウイルスは、事が起きても我々議会が動く機会はあまりない。行政に(玉虫色の?)要望書を提出してもいいが、無視されるだけだろう。議会が動くべき時は、行政がウイルス対応について間違ったことを始めた時。例えば、ウイルス感染者がこれからも伸びることが予想されるのに、首長や教育委員会が学校を開こうとしたり等。しかし大野市では、そのようなこともないので、実質議会はそれほど動かない。

 

防災士の資格を取った自分が言うのも気が引けるが、地方議員は災害時に期待される役割があまりない。役所に余計な電話をかけて、行政職員の仕事を増やすことは控えてほしいと、防災士養成講座で習ったのを覚えている。ということで、日本の地方議会が大きな役割を果たすのは、きちっと行政への監視機能が果たせている時なのだ。尤も、本来は議会も条例制定権を行使したり、各種議案(市会案)を出したりする権限はあるのだが、今の地方議会では監視機能が精いっぱいだろう。監視しようとすらしていない議会は日本全国にゴマンとあるからだ。

 

このようなことを書くと、バクサイ掲示板あたりに「ダニエルは仕事をしていない」「議員報酬返せ」とか書かれるが、それだけ地方議員の仕事は見えにくいし、災害時の役割が非常に不明確なのである。住民と一緒になって災害ボランティアに勤しめれば良いが、あいにく今回のコロナウイルスでは「家にいること」が最も良い社会貢献になってしまっている。コロナ感染が福井県を襲ったときには既に3月議会が終わっていたので、それは何とも不幸中の幸いだった。

 

各種支援金や助成金も全て国主導なので、市単体でやることもあまりない。コロナ感染について私が語ることが少ないのはこれが理由である。市議を通さなくても、今はテレビやインターネットで十分知りたい情報が入手できる時代なのだ。