市議会定例会の3ステージ:①一般質問 ②委員会 ③質疑・討論・採決

市議会には3月議会、6月議会、9月議会、12月議会という定例会というのがあり、その他の時期は閉会中と呼ばれる。議会に登庁することは、あっても議員同士の私的な会合や勉強会が主で、毎日登庁する必要はほとんどない。私は会派に入っていないので、会期中以外は議会にあまり行く必要はない。事務局との連絡も携帯とメールで殆ど済ませることができる。その方がお互いにとって余計な時間を使わなくて済むので良い。

 

定例会のほかに「臨時会」というのもあるが、コロナウイルス対策のように緊急の案件が上がったときは、今年の5月の臨時会のように開会される。市長が緊急の補正予算案を組み、それを議会が承認する必要があるからだ。一刻を争う緊急な予算案は、市長が専決処分で決めてしまうが、大野市テイクアウトチケットなどの予算は、議会の承認が必要となる。

 

現在は定例会の会期中であり、今9月議会は17日に終わる予定だ。

大野市議会の定例会で、行われることは大きく3つ。

 

① 一般質問

② 委員会

③ 最終日:質疑、討論、採決

 

①一般質問

市政全般について各議員が市長・市職員側に聞ける貴重な機会。実は、任意でやりたくない人はやらなくて良い。一般的に、新人や比較的熱心な議員がやることが多い。大野市議会では各議員1時間の持ち時間がある。議員の大きな見せ場だが、答弁側ものらりくらり逃げ回ることが多いので、ここで政策転換が行われることは余程スキャンダルめいた証拠を突きつけない限り稀である。しかし、それでも市政における問題点を議場で語ることになるので、問題の所在を市民にアピールできる場は重要。

 

②各議員は常任委員会に参加する義務を負っている。大野市議会には総務文教、産経建設、民生環境の3つの常任委員会があり、議員はどれかに属している。一般質問より詳細な議論ができるのが利点。議員は自分が所属していない委員会も傍聴することができ、各議員がどういう考えをしているか把握できる。実は、これが後々重要な情報になってくるので、傍聴は大切なのだ。各議員が賛成なのか、反対なのか、会派の縛りで嫌々賛成しているのか、ここでよくわかるからだ。

 

③最終日:質疑、討論、採決

委員会では各議案について賛成、反対、継続審議、(陳情・請願の)趣旨採択について議会に「報告」する。その委員会の判断について、質疑(なぜ委員会としてそういう判断になったのか)、討論(なぜ自分は議員としてそう思うのか演説調で語る)、そして採決で議会としての意思を示す。これが最終日の基本的な流れで、いろいろ忙しそうだが、採決以外は任意であり、質疑・討論をしない議員がほとんどである。故に通常は2時間程で終わる。各議員の発言・採決行動は全て記録され議事録になる。

 

①②③ともに、一所懸命取り組もうと思えばいくらでも取り組めるし、1度も発言せず黙っていることもできる。要はその議員の気持ち次第。市民は議会活動をしっかりやってくれる議員を擁立し、議会に送り込まなければならない。それができないと、いつまでたっても意味不明なハコモノが我々の税金で建設されることになる。いくら民主主義国家日本といっても選挙に候補者が出てこなければ、有権者は良い議員を選ぶことができないからだ。今日は一般の有権者にも分かるよう、市議会の大まかな流れを文章で書いておこうと思った。このような情報をもとに、自分でも議員はできるんじゃないか、と多くの市民に思ってもらえたらとても嬉しい。