【書評】「パンと牛乳は今すぐやめなさい」内山葉子著

医師である内山葉子氏が書いた「パンと牛乳は今すぐやめなさい」という書籍をKindleで読んでみた。

 

実は、牛乳が体に良くない、というのは国内外で様々な研究者や医師が証言している。私もこれまでに読んできた「病気にならない生き方」シリーズ(新谷弘実医師著)でも牛乳は腸を荒らす、ということで数年前から豆乳を飲むようにしている。豆乳の味が好きになると、牛乳の味を変に感じるようになる。だからタンパク質を補給する上でも砂糖の入っていない無調整の豆乳は毎日飲んでいる。こういう医師の書いた本は主張に科学的根拠を示すべく、専門的な事実を多く含んでいる。難しい話は苦手なのでここでその詳細を書くつもりはないが、要は牛乳の中に含まれているカゼインという物質が体に様々な不調をきたす原因だ、と主張している。牛乳は学校給食で毎日出されているため、大野市でも牛乳の弊害を疑う人はほとんどいないだろう。しかし、牛乳の問題を指摘している書籍は複数存在し、牛乳が乳がん、動脈硬化、腎障害、骨粗鬆症、各種アレルギー、アルツハイマー等のリスクを高めるようなのだ。素人が書いた本ならともかく、医師や専門家が指摘する書籍で牛乳のリスクを指摘しているのなら、学校給食にそれを毎日だすのが適切なのか、我々も議論していくべきだろう。

 

パンは体に良くない、というのは初耳、というか正直あまり耳にしたくなかった言葉だ。私もできたてのパンの匂いは大好きで、さらにはピザなども時折食べることがある。あまーい菓子パンを大量に食べるのは確かに体に悪そうだが、パンの原料である小麦粉そのものが問題だ、と著者は指摘しているのは驚きだった。小麦粉にはグルテンという物質が含まれていて、様々な病気、特に精神的なもの、例えばうつ病、統合失調症、不安障害、自閉症、アルツハイマー等を起こすらしい。さらには、大量の砂糖や人工甘味料、着色料が使われているものは、確かに私も遠慮したいと思う。小麦の大半は今でも国産ではなく輸入ものだろうから、そこも懸念すべき点である。…ということはパスタやうどん、10割蕎麦以外のソバも体に悪いことになる。牛乳と違ってパンは給食にも週1回しか出されていないが、その弊害は本当だろうか。もう少し書籍を読み込んでみたいと思う。確かにパンを食べた後は消化に悪いなと感じることはあるが、そうなるとパンが主食の欧米人は皆病気なのか!?とツッコミたくなる。

 

明らかにアレルギー反応を示す子供たちが増えている今、我々も食生活を見直すべき時に来ているかもしれない。大野市で出される給食のパンや牛乳を含め、問題提起だけは怠りなく続けていきたいと思う。

 

ちなみにこの「パンと牛乳は今すぐやめなさい」では、3週間グルテンフリー、カゼインフリーの生活を送ってみると体調が良くなる…と言っているので自分で実践している。カゼインは元々殆ど摂っていなかったが、グルテン(パン・パスタ)禁止のほうは自分にとってハードルがやや高めだ。持病の慢性上咽頭炎に対して効果があるかどうか期待しつつ、自分の健康にまず多大な関心を払っていきたいと思う。