【一般質問】政策は語らず、行政の不作為・不備を「見える化」していこう

議会の一般質問というと有権者の皆さんには聞きなれない言葉だと思うが、議員にとってはそれなりに「見せ場」ではある。

 

議会の一般質問は、各議員が行政の事務について様々な質問をする機会であり、3か月に1回の割合で行われる。大野市議会では各議員持ち時間が1時間ある。一般質問は全くの任意で、やりたくなければやらなくていい。通常、ベテラン議員になればなるほどやらなくなるのが一般的な傾向だ。一般質問しても何も変わらないし、理事者側(市長・市職員)も安全でどちらともとれる返答しかしないので、やる意味を感じられなくなっていくのだろう。だが、今回の大野市役所の職員逮捕劇のように、しばしば役所もチョンボを犯すので、議会がそれを見逃していたら何のための議会か、ということになる。よって一般質問は重要なのだ。

 

一般質問で私が気を付けていることは、「極力わかりやすい内容にする」こと。一般質問をする議員は、やっているうちに自分の主張を延々とやってしまう傾向がある。私も議員になりたての頃は、一般質問で演説をやってしまった経験がある。しかし、行政権のない議員が「あれしたほうがいい、これしたほうがいい」と語っても殆ど言いっぱなしで終わってしまう。それでは議員の自己満足でしかない。むしろ議員は行政をチェックする役割が求められているのだから、行政の不作為や不備を監視していったほうが遥かに現実的だ。議会で主体的に条例を作り、行政に影響を与えることも可能だが、ここまでできる議会は相当レベルの高いものだと思う。

 

そこで、行政を監視するために有効な手段として一般質問の時間が与えられているが、分かりやすい内容にするべく、

① 演説はしない

② 質問も短文で核心を突いたものに

③ 有権者に広報する

ことを心掛けている。なぜなら、聴衆にとって退屈な思いをさせたくないと考えているからだ。議論の流れもスピーディーにやりたいし、持ち時間が余っても構わない。有権者の多くは細かいことまで関心は持てないし、そんな時間もない。大事なことを忌憚なく聞いていけばよい。そして議員の質問と、市長・市職員の答弁をYouTubeやチラシで効果的に有権者に伝えればそれで良いと考えている。市長の働きが良かったかどうか、次の選挙で問われれば十分なのだ。