日本の新興政党は、国内問題にはしっかり取り組むが…

維新、N国、れいわといった小規模の新興国政政党が出てくるのは、日本の政治に少しでもダイナミズムがある証拠だ。米英や欧州各国でも老舗2大政党というものに飽きが来ている有権者は少なくない。2大政党が有権者の思いを汲んでくれないなら、俺たちで政党を作ろう!という人がどの国にもいるわけだ。実は私もその一人のようだが。

 

日本には国政政党は9つあるが、老舗は自公共民民社の6党、新興は維新、N国、れいわ、である。

今日は新興政党の3つに焦点を絞ってみたいと思う。この3つ国内問題には自分たちの言いたいことをしっかりと言い続けている。維新であれば行政改革、身を切る改革。N国はNHK問題。れいわ新選組は消費税0%などなど。どれも個性があって面白く、元気な小規模政党を応援したい気持ちになる。

 

ただこの3つの新興政党には、国際的な視野、グローバルな視点が欠けているように思える。大学教授みたいな上から目線の言い方で恐縮だが、例えば、N国やれいわ、維新は尖閣諸島を中国からどうやって守るのか、人前で語ったことはあるのだろうか?国政政党は天下国家の視点から物事を語るのが仕事だと思うのだが、世界中で他国の政治や社会に強大な影響力を及ぼしている中国共産党に対し、どう対峙していくのか全く見えてこない。外交はカネ・票にならないので国会議員は興味がないのかもしれない。または、中国を怒らせると後で何等かの不利益を被る可能性もあるので、黙っているのかもしれない。北朝鮮のミサイルは?拉致問題は?憲法は?もっともっと今の自公政権が語れないことを公の場で語れば、支持してくれる人も増えると思うのだが。

 

有権者の多くは、政治家の話を長々と聞くことは不得手である。分かりやすい言葉で、短く、ワンフレーズで伝える必要がある。逆に言えば、政治家側が何かごまかそうとしているから話が難しく長くなるのだろう。こんな政治家が日本に多すぎると思う。

 

前回の投稿でSilent Invasion「静かなる侵略」の続編であるHidden Hand「見えない手」について考察した。

中国共産党が如何に西側先進諸国を内側から溶解させていっているか赤裸々に描いた本である。他国の政治・経済エリートを巧妙に親中派に改造していく過程を知るだけで、中国共産党の影響力に鳥肌が立つ。世界最強の国・米国の政治家ですらしっかりやられているので、ぜひ読んでみてほしい。

 

このようにグローバルな視点で物事を見られるようになれば、新興政党に期待する有権者も増えると思うが。