【教育のオンライン化】入試なし、コロナフリー、学費1/5...素晴らしい!

【教育が変わる3つの要素】

現代の大学進学を最終目的化している教育は大きな壁にぶち当たっている。大きく分けて要素は3つ。

 

1.入学試験の受験、及び実施に対するストレス

 

2.コロナウイルスやインフルエンザウイルスに対する予防対策

 

3.教育のオンライン化

 

この3つの要素を考慮すると、今後の「学校へ行かなければならない」という思想を基調とした教育は大きく変わることが予想される

 

【入学試験はストレス満載!】

まず、1.入学試験の受験、及び実施に対するストレスについて、これはいわずもがな、東アジアの国々では特に従来型の試験重視のテストのために何百時間も準備をして試験に臨む。もはや入学試験を神格化しているのが日本を含むこの東アジア諸国であり、これは儒教の伝統から来ていると私は考える。しかし、試験に合格することによって、我々は本当に賢くなったのだろうか。本当に自分の力でモノを考える力はついているのだろうか。自力でお金を稼ぐ力はついているのだろうか。大学で何を学びたいかよく考えて入学しているのだろうか。よくよく考えてみると、大学で学ぶ目的とそのコスパ(学費に見合った教育的効果)が得られているか非常に疑問なのである。これは海外留学も同じだ。日本の大学も欧米の大学も、やたらハコモノにカネをかける。そして学費だけが上がっていく。

 

【大学でなくても知識は得られる】

偏差値の高い大学に入っても、入った後何をしたら分からなくなってしまう学生も少なくない。これは高校入試においても同じだ。本当に大学の授業は、社会に出て役に立つものになっているのだろうか。医師や学校の教員にならないのであれば、大学で得られる知識というのはほぼ全てインターネットやYouTubeで得られるのではないか。学歴があった方が良い、と考える人も多いが、資格をとることで代用ができないか。入学試験に合格することに費やす時間と労力は、果たして自分たちの望む結果を与えてくれるのだろうか。高校の普通科・進学科で学ぶ内容は大学入学試験を目的にカリキュラムが組まれているが、これって既に授業を受けなくても独学で学べるものも多いのでは、私などは思ってしまう。

 

【試験運営側も大変!】

試験を実施する側も大変である。生徒がカンニングしないように常に気を払わねばならないし、問題用紙やリスニング問題の音源など、1度の入学試験を行うことによるストレスは試験を実施する側も大きい。コロナウイルスが社会問題化してから、マスクを正しくつける云々が受験の条件になったようだが、これなども監視するほうは大変である。試験を管理運営する側の労力も非常に大きい。

 

【私は今でもマスクが嫌いだ】

2.コロナウイルスや、インフルエンザウイルスに対する警戒も常に続いているので、小中高も大学も教員・生徒ともにマスクをつけ、何度も手を消毒しなければならない。これも既に当たり前になってしまった感があるが、嫌々人が集まるところではつけているものの、私などは今でもマスクが嫌いで嫌いでしょうがない。学校という人が大勢集まる場所自体、神経が張り詰める所になってしまった。

 

【オンライン授業は利点が多い】

3.教育のオンライン化により、教育のスタイルが大きく変わってきたと私は考えている。オンライン授業のデメリットももちろんあるので、完璧さを求めるわけにはいかないが、従来型の教育にはないメリットも多い。既に多くの試験がオンライン型に移行しているという。例えば、我々日本人になじみ深い英検も、徐々にペーパー試験・面接型からオンライン型に移行している。運営側の英語検定協会にとってもオンラインの試験のほうが、安全で運営しやすいのだ。余計な労力やコストをかけなくてすむのがオンライン試験である。カンニングを防ぐために家で受験ができず、試験会場を借りないといけないが、従来型の試験方式に比べれば遥かに安価だ。

 

【通信制大学は入試がない】

高校・大学は通信制が次第に増えてくる。実際、私も37歳の時通信制の大学を卒業し、教員免許を取得した。なにしろ学費が安い。私は武蔵野大学を卒業したが、学費は1年目19万、2年目13万である。これは従来型の私大学費の5分の1以下である。入試はない。そして福井県に住みながら、東京の大学の学位を効率よく得ることができた。なんと素晴らしいことであろうか。

 

【対人関係の悩みフリー、災害フリー】

俗にいう、いじめ、パワハラ、アカハラ、セクハラといった対人関係のトラブルも、オンラインシステムなら起こらない。教員免許のような大学に行かないと取れない資格も出来る限りオンラインで取りたいところだ。何よりコロナウイルスにこれだけ悩まされ、3密はダメよとのお触れが世界中を駆け巡る昨今、オンライン型の教育はこれから主流になると考えている。季節によっては台風で授業ができないときもある。福井県のような豪雪地帯では、大雪の時は外出そのものが危険なこともある。オンライン型教育は台風が来ようが、大雪が降ろうが、お構いなしに暖かい部屋の中でコーヒーを飲みながら必要な知識を吸収することができるのだ。そういえば2018年の大雪の時もちょうど武蔵野大学生だった。当時はちょうど大雪の季節にスクーリング(東京の大学キャンパスに登校する日)が入り、関東の生徒たちから心配された。

 

【オンライン授業、オンライン試験が主流に】

さすがに小学校で全オンライン授業というのは難しいが、中学あたりから、不登校生を始め学校の授業に満足できない若者はオンラインで知識を吸収していくのは明らかだ。従来型の学校システムに自分を合わす必要がなくなってきているのである。この流れをうまくつかんで、行政や教育委員会も時代の流れ、市民のニーズにあった教育を展開していくべきだ。それができれば、若者の多くが子供時代を過ごした故郷を好きになってくれるであろう。だが、福井県はこれに失敗してきたと私は考えている。