【越前町で思ったこと】有能なビジネスマンは選挙事務などしている暇はない

今日は福井県をよくする会の候補予定者の書類一式を提出するために越前町役場へ。久しぶりの越前町、わずか2年の滞在だったが4~5年住んだような感じがする。町役場は新築されて本当にきれいになった。人口2万強の自治体のどこにこんなカネが…と市議の習性か、そんな発想をついついしてしまう。旧庁舎は確かに広さのわりに職員数は多くなるほど今でいう「3密」のような場所だった。

選挙の事務作業は大変だ。候補者自らがするなら良いが、他人が代理でするなら、候補者のことを余程信頼し、政治家に推したいと考えているか、お金をもらわないとやってられないだろう。候補者自らやる場合も、他に仕事をしているとなかなか選挙準備にとりかかれないはずだ。有能で仕事に成功しているビジネスマンなら尚更のこと。どんなに日本に優秀な人材が多くいようと、彼らが選挙に出ない限り政治家になることはない。政治家の給料なんて安すぎる、と感じる人は頼もしいが…そういう人に限って選挙には出たがらないものだ。知識人は市民活動家も批判をしているだけで、選挙にはなかなか出馬してくれない。やはり、自分で改革してやろう!という人材を見つけるしかないのだ。

 

それでも、最近またちらほら県内外の人から選挙について質問を受けることが多くなった。SNSを使えば普通にどこに住んでいても対話ができる。私も時間を取られるのを知りつつ、質問者に対してあれこれ私見を長々と述べてしまう。政治・選挙のことについて語るのが正直面白くて仕方ない。質問者は自ら立候補を考えているため、一生懸命こちらの話を聞いてくれている。選挙に初めて出たいと思う人にとって、選挙の手続きはブラックボックスなのだ。本当なら政党が一般民間人と政治家の橋渡しをする役割を担うのだが、市町の議会議員選挙にまでエネルギーを割けないのかもしれない。

 

しかし、福井県の民主主義の土台を強くするには、1人のヒーロー的な政治家よりも、改革志向の地方議員だと考えている。純粋に改革を志す新人が、何かに突き動かされて選挙に出る…しかしその過程でなかなか精神的に、経済的に苦しいところを通ることもある。家族の反対、仕事をやめるかどうか、落選した場合の再就職先…いろいろあるが、そういった新人の苦悩を軽減するためにも、私たち福井県をよくする会は様々な援助を惜しまないつもりだ。