びくびく恐れながら選挙活動、政治活動していないか?

 

政治の世界、地方議会の内情は一般市民には分かりにくい。住民に身近な市町の議会ですら中で何が議論されているか全く市民の耳には入ってこない。特段努力して情報収集するなら別だが、仕事に忙しい現代人が市議会・町議会の議論を事細かく分析する余裕は(通常)ない。

そんな中で一般市民が政治的なメッセージをSNS上で発したり、陳情・請願を出したり、自ら選挙に立候補するのは結構勇気のいることだ。自分の商売や業務に支障をきたす可能性もある。選挙に立候補すると大体家族が反対するのはこれが理由だ。尤も、いったん当選してしまうと一転して家族は安定した議員報酬に期待してくるのもまた事実だが。

 

福井県民による政治参画を活発にすべく我々は日々活動している。もちろんそれは容易なことではない。

それは我々にとって政治や選挙のことは知らないのが「常識」だったからだ。政治・選挙に参画するのは、1)世襲、2)公明・共産党員、3)変わった人、という感覚が普通で、政(まつりごと)は一握りの政治エリートがやるものと大人たちは思い込んできた。しかし、そのエリートたちは故郷が今後進むべき新しい道を示すことができず、昭和の感覚で政治や選挙を行っている。そして、彼らは時代遅れの手法で物事を進めようとしているが故に、社会には活気が生まれず、毎年多くの若者が福井県を離れていく。まことに残念な状況である。

 

経済の低迷や景気の後退を解決する唯一の処方箋は政治家を変えることである。政治家は東大卒や有名大学卒である必要はない。必要なのはほんの少しの勇気のみ。お金も経験がなくても覚悟さえあれば何とかなる。

 

政治活動するにあたって、また選挙の準備をする際に、びくびく恐れながら活動してはならない。基本的なルールを学び、問題の本質を的確につかみ発言していけば、必ず有権者の多くは気づいてくれる。仮に選挙区の有権者が十分理解してくれなくても、SNS上で情報発信をしていけば選挙区を飛び越えてメッセージが届く。自分の自治体が抱えている問題が、実は他所でも普通に存在しているということは珍しくない。自分たちが発する忌憚ないメッセージに、共感してくれる有権者は必ずいるはずだ。そして、既得権益や巨大与党がそれほど強くなく、人気もないことにも気づくだろう。

 

我々は今、長引く不況やコロナ禍で経済活動が非常に大変な状況になっている。であるが故に政治改革を進める時期なのである。何事も秘密裏に進めようとする政治エリートたちに全てを委ねるといった、怠惰な精神ではなく自らが自治体の政治を変えていくんだ、という気概を持とう。そんな有権者が増えてくれば必ず福井県はこれまで見なかったような発展を遂げるに違いない。